SOYOKA　作品紹介：この作品では、誠実でありたいという思考と、「今だけは」「今日くらいは」と胸の奥でささやく衝動とのあいだで揺れ動く身体性を表しました。頭では理解していても感情を先走らせたいと思ってしまう､矛盾と高揚。歌詞や曲調､そして歌声から静と動の揺らぎを感じられる曲に合わせて､慎重さと無邪気さが重なり合う感覚を身体はときにためらい､ときに大胆に動き出します。停滞しながらも､迷いながらも前に進もうとする、瞬間ごとに変化していく人間らしい感情のゆらめきを17歳の私がコンテンポラリーで描き留めた作品です。

NANAMI*NANAKO　作品紹介：出会った頃から積み重ねてきた何気ない日々は、後になってみると全部が宝物だった。笑って、つまずいて、支え合って、「また明日ね」と手を振り合えた時間が、どれだけ自分を強くしたかに気づく。もしあなたがいなかったら、世界はきっと味気なかった。これからも変わらず隣で、同じ未来を歩いていきたい。あなたとの日々こそが、ずっと大切。

MARICO　作品紹介：『Ripples Beneath My Skin』は、一滴の刺激が心を揺らし、感情となって身体に波紋のように広がっていく過程を描いた作品です。静かな揺れから大きなうねりへと変化する身体は、内側で起きる変容と再生の象徴。感情と身体、その境目を探る“内なる対話”をダンスで表現しました。

SATOMI　作品紹介：「黒の選択」私は10年以上、普段着をほぼ黒で統一している。黒には喪や暗さだけでなく、めでたい色とされた時代もあり、何にも染まらない意志や、舞台の黒子のように存在を消す力もある。本当は毎日カラフルに装いたい。でもダンスという非日常で思いきり色を纏うぶん、日常では黒に戻りたくなる。色には確かな力があり、華やかさが続くと静けさが欲しくなるのだ。黒の中にはレース、サテン、ニット…無数の質感があり、同じに見えて違う表情を持つ。アナタは、どんな黒が好き？

Etc.