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    開講から一年。クラスの成長について

    • 執筆者の写真: 【こどもディスコ】 コンテンポラリーダンス専門教室
      【こどもディスコ】 コンテンポラリーダンス専門教室
    • 31 分前
    • 読了時間: 4分

    こんにちは!

    教室主宰の里美です。


    当スタジオでは、年少のお子さまから大人の方まで、

    それぞれのペースを大切にしたコンテンポラリーダンスのレッスンを行っています。


    今回は昨年の春に開講した私のクラスについて書きます。

    そろそろ一年経ちますが、

    少しずつ、けれど確実に実を結びはじめています。


    幼児クラスは、主に年少さんが中心です。

    ダンスが大好きな子たちではありますが、年齢的に「レッスン」として成立しない日も少なくありません。

    これまで、子どもたちの集中力や気持ちに合わせて、内容を何度も組み替えながら向き合ってきました。


    正直に言うと、私は「ダンスを教える立場」として、

    踊ってくれないことに焦りを感じてしまう瞬間もありました。


    けれど、

    ここに通ってくださる生徒さんや保護者の方が求めているのは、

    「上手に踊れること」以前に、

    「楽しかった」「また来たい」という気持ちなのではないか。


    そう信じて、

    “楽しかった”と感じてもらえる時間を大切に、レッスンを重ねてきました。


    そして、開講から約一年。

    最近では、クラス全員が自然と身体を動かし、踊っている光景が当たり前になってきています。

    その姿に、日々喜びと成長を感じています。



    小学生クラスは、現在1名のみのクラスもあります。


    当スタジオでは「コンテンポラリー」というジャンルを掲げているため、

    内容が想像しづらく、敷居が高く感じられることも少なくありません。

    小学生の新規入会は、紹介をきっかけに増えることが多いのが実情です。


    ただ——

    その最初の「1人」が、驚くほど力を持っています。


    子どもが、たった1人でこの環境に飛び込んでくること。

    それ自体が、すでに大きな一歩であり、強さです。


    振付を覚えるのは少し苦手な様子ですが、

    踊りに向き合う姿勢や精神面はとてもストイックで、

    今の時代ではなかなか出会えないタイプだと感じています。


    5月の発表会に向けて制作している作品は、

    伝説的アニメ作品『AKIRA』からインスピレーションを受けた

    To Youの楽曲「AKIRA」を使用しています。



    難易度の高い構成で、途中からテンポが大きく変化する楽曲ですが、

    その緊張感とエネルギーが、この子の持つ力と重なると感じました。




    正直、「この子が踊る姿を見たい」という思いから、

    “楽しく踊れる範囲”を少し超えた振付を渡してしまったかもしれません。


    苦戦する姿を見て、

    「振りを変える?」と尋ねたとき、

    返ってきた答えは

    「…変えない。やる。」


    その言葉に、こちらの覚悟を問われました。


    今、この作品で、この子をしっかりと仕上げ、

    自信を持って発表会のステージに立たせること。

    それが、今の私の使命だと感じています。



    大人クラスも、少しずつ人数が増え、

    レッスンの熱量が確実に高まっています。


    現在の課題曲は

    土曜クラス:King Gnu「ねっこ」

    月曜クラス:米津玄師×宇多田ヒカル「JANE DOE」


    「ねっこ」は、

    たった一輪の花でも、それだけで充分に美しいというメッセージを、

    生徒一人ひとりの存在に重ねて振り付けた作品です。


    ドラマの主題歌でもあるこの楽曲から、

    舞台となる海や、空を舞うカモメのイメージをモチーフに、

    静けさと広がりを大切にしながら踊ります。

    それぞれの感じ方が、そのまま踊りになる。

    そんな時間を目指しています。


    「JANE DOE」は、大人気漫画『チェンソーマン』の映画主題歌。

    叶わぬ恋の美しさと、不条理さが同時に存在する世界観を表現した作品です。

    宇多田ヒカルと米津玄師、

    それぞれのパートによって踊りを明確に切り替える構成は、

    難易度が高い反面、この作品ならではの大きな魅力でもあります。


    感情の揺れや、言葉にならない想いを、

    身体でどう立ち上げるか。

    大人クラスならではの挑戦となっています。


    私のクラスでは、踊り方を細かく指定しすぎることはありません。

    そのため、人数が増えるほど表現の幅も自然と広がっていきます。


    それでも不思議と、

    クラス全体が一枚の絵のように調和していく瞬間があります。


    また、

    発表会に向けて、

    ご自身で選曲し、振付に挑戦される方もいらっしゃいます。


    それは、「コンテンポラリー」を掲げる教室として、

    最も育ってほしい姿のひとつです。


    まだ制作途中の作品を拝見しましたが、

    その段階ですでに心を打たれる表現がありました。


    その人にしかできない、その人だけの踊り。

    その瞬間に立ち会えることを、心から嬉しく思っています。



    これからも、生徒一人ひとりのペースと感性を大切にしながら、

    「踊ることを通して、自分と出会える場所」であり続けたいと思います。



    里美






    ・クラス詳細

     
     
     

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